2019年1月~放送のアニメ「約束のネバーランド」。第9話あらすじと見どころを紹介します。あわせて感想もどうぞ! ノーマン諦めないで~!(涙) 原作未読者の感想です。【注意】完全ネタバレ!
第9話/「嫌だ。逃げるつもりはない」って・・・ノーマンの頑固ものぉ~!(泣)
EPISODE.09「031145」
ママの逆襲が始まりました。まず手始めにシスター・クローネを処分。続いて二重スパイとばれていたレイが、スパイ解任。壁に下見に行っていたエマの脚が折られ、ノーマンには明日の出荷が告げられました・・・。
これはっきり言って、これまで秘密裏に進めてきたほぼすべてのことがダメになってしまってない? レイのスパイ解任も、2ヵ月くらい歩けないエマも痛いけど、なによりの痛手はノーマンの出荷! ノーマンというブレインを失うのは、あまりに痛い! さぁ、どうする~~~?
焦るドンとギルダ相手に、レイは怒りをあらわに言い切ります。
ドン「どうすりゃいいんだ。ノーマンが出荷。ロープは取られたし、エマは脚を折られて動けねぇ」
レイ「エマなら脚は速攻で治す。ロープもまた作りゃいい。脱獄はどうにかなるし、どうにかする! 今はまずノーマンだ!」
おお、頼もしい! レイの顔が今までになく険しいです。頼もしいというより、さすがに余裕なくなってるんですね。 そりゃそうですよね~。
「みんなの中にノーマンがいなきゃ、わたしは嫌だ」さすがエマ!
📺あと30分⚡️
第9話「031145」は、今夜24:55からフジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送!📻約束のネバーラジオhttps://t.co/WjKkLJJRfX
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ノーマンはエマのベッドサイドに座っています。エマの前では強がって「だいじょうぶ」なんて笑ってますが──。「お水取ってくる」と言って部屋を出たノーマンは、手洗い場で一人ひっそり取り乱します。しばらく座りこんだノーマンは立ち上がり、コップに水を汲んでエマの元に戻ります。・・・強いですねノーマン。いい子すぎて辛いです。
エマのベッドサイドにはレイが立っています。当然だけど、厳しい顔つき。
レイ「ノーマン明日の昼、おまえ一人で逃げろ」
エマ「ぜったい死なせないから」
ノーマン「ごめん、できない」
レイ&エマ「却下!」
すっかり覚悟しているノーマンに対して、ぜったいに出荷させたくないレイとエマ。でも、どうすればノーマンを助けられる?
レイ「明日の昼、逃げたふりをしろ。発信機を無効化させて、逃げたふりをして、エマの脚が治るまで敷地内に潜伏しろ」
エマ「そして、わたしたちの決行日に一緒に逃げる」
おおお! なるほどー! それはいい案ですね。さすがレイ! いい計画! でもノーマンはなかなか首を縦に振りません。自分が逃げたら、レイやエマが代わりに出荷されるかもしれないから、と。ううう。そうですよね~。ここでエマがナイスな提案!
エマ「じゃ、レイも脚折ればいいよ! いいでしょ、ねぇレイ、骨折しよう。あのね、こんな派手に骨折してるから、わたしが出荷されることはないと思うの。門で鬼が言ってたでしょう? わたしたちは高級品。しかも特別。出すときは、ちゃんとしてなきゃダメなんだよ。代わりに出されるとしたらレイ。だからレイも大けがしちゃえば、きっと出荷されないよ」
エマすごい発想! さすがエマもフルスコアだけあります! しかも前向き!「その手があったか」と、レイ大笑いです。腕で良くないか、とか、病気になろうか、と、すっかり乗り気。
エマ「それでもダメならまた別の手考える。なんだってする」
突拍子もないエマの言葉にすっかり困惑するノーマンですが。この後のエマの発言が泣かせるんです。
エマ「ノーマンが死んじゃうよりぜんぜんいいよ。ノーマン言ってくれたよね。みんなで一緒に逃げようって。”みんな”の中にノーマンがいなきゃわたしは嫌だ。一緒に生きよう、ノーマン」
エマの勝ちですね。「足手まとい」は置いていく方針のノーマンとレイ。でも、エマは全員を連れて行くとずっと言い張ってきました。自分自身が「足手まとい」になって、もしかしたらノーマンは初めて線引きされる側の気持ちを実感したのかもしれません。涙を流したノーマンは、やっと「うん」と頷きます。あぁ、よかった^^
レイ「ノーマン、明日はこれで発信機を無効化して、そのまま森に身を隠せ。それから塀に登って」
ノーマン「下見。警備がゆるい内に済ませておこう」
ついにレイの発信機を無効化する装置が完成したようです! よし、これなら行けるっ! がんばれノーマン。
レイは生まれる前から今までの記憶をすべて持っている!
📺あと1時間⚡️
今夜24:55から第9話放送!
(今回は最後の最後までじっくりお楽しみください…!)📻約束のネバーラジオhttps://t.co/WjKkLJJRfX
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ところでレイは、いつからハウスの秘密を知っていたのでしょう? ノーマンの質問にレイは答えます。
レイ「最初から、最初からだよ。幼児期健忘って知ってるか? 人は誰しも知らぬ間に、赤ん坊の頃の記憶をなくしてる。それが幼児期健忘。でもごく稀に、それが起こらない人間がいるらしい。オレには胎児の頃からの記憶がある。その記憶と、ハウスでの暮らしに矛盾がある。だから気付いた。最初の記憶は、暗くて暖かい水の中。遠くから聞こえてくる歌声」
幼児期健忘──。聞きなれない言葉なのでぐぐってみました。ふむふむ。幼児期健忘はだれにもおきるもので、3歳より前の記憶はほとんどの人が覚えていない。わたしもたしかに覚えていないね。それは3歳より前では学習能力が未熟で記憶を固着できないためという説と、幼児期に記憶を貯蔵したシナプスが後に発達したものに上書きされてしまうためとする説があるようです。どうやら詳しいことはまだはっきり解明されていないらしい。
でも、ときどきすごく幼いころの記憶、たとえば0歳の記憶すら持っている人もいるそうで、レイがそういう幼児期健忘が起きなかった子どもだったと! しかも胎児の頃からの記憶があるって、すごい!
ここで思い出してほしいのが、第1話の一番最初。まだあどけない顔をしたノーマンとエマ、レイの3人は門のがっちりした柵のところで話しています。「そういえばママ言ってたよね、門と森の奥の柵には危ないから近寄っちゃダメって」とエマが言うと、レイはちょっと考えてから「あんなのウソに決まってるだろ」と。5歳くらいに見えるあの時点で、もうレイはハウスの真相を知っていたんですね。そして、ちょうどこの頃からレイはママのスパイをしてきたのです。
エマ「どれくらいあるの? 記憶って?」
レイ「断片的だけど、かなり詳細に。鬼の姿も、他に子どもがいたのも覚えている。発信機を埋め込まれて、それから子どもたちは、5つに振り分けられた。その後は暗いトンネルを抜けて、ここに来た」
ノーマン「トンネルってのは門?」
レイ「あぁ」
ノーマン「待って。じゃぁ門の先は外じゃなくて・・・」
レイ「本部。本部と近接する5つのプラント。それがこのハウス。門は逃げ道にならない。その先、すぐそこには見張り番数匹って数じゃない。鬼や大人がうじゃうじゃいる。だからこそ、オレたちへの警備が甘い。ヤツらは門だけを警戒して、ロクな警備強化をしない。エマの脚が治り次第、脱獄だ」
と、いうことは。本部とプラントの見取り図を描くとしたら、5角形の角のそれぞれにプラントがあり、その中心に本部があって、それぞれがトンネルで繋がっているというような構造ですね。ママたちはこの5角形の中でしか生きられないということか・・・。だとすれば、たしかに門から逃げるのは不可能ですね。逃げるなら塀一択!➡第10話によると正しくは、上から見て6角形の敷地をケーキのように6つに切り分けたような構造になっていて、そのうち5つがプラントで、1つが本部。
塀の上から見えたもの
最速放送で第9話をご覧いただいた皆さま、ありがとうございました!
最後まで、お楽しみいただけましたか…?このあとも各局で放送は続いていきますので、放送エリアの皆さま、どうぞお楽しみに…!
それではここからいくつかお知らせさせてください!#約ネバ pic.twitter.com/BlI8FX5zIH
— 『約束のネバーランド』公式 (@yakuneba_staff) 2019年3月7日
翌日の午後の自由時間、ノーマンはロープを手に塀まで走ります。エマのベッドサイドで話した通り、警備がゆるい内に今度こそ塀の外の下見です。ついに塀の上に立ったノーマンが見たものは──。
夕方。耳に埋め込まれた発信機を無効化し森に潜伏しているはずのノーマンが、ハウスに戻ってきました。怒るレイ。そりゃ・・・ねぇ。
レイ「てめぇ、どういうつもりだ!」
エマ「今からでも逃げないと!」
ノーマン「嫌だ、逃げるつもりはない。それより聞いてほしい。──崖だった。塀の向こうは、崖だ」
崖というか・・・。塀の向こうには幅10mはありそうな深い堀がほられていて、その向こうが切り立った崖になっていたのです。これを見てノーマンは諦めてしまったのかな? たとえ崖だとしても、また新しく計画を練り直さなければいけないとしても、潜伏しているわけにはいかなかったのかな? エマの言う通り、今からでも逃げればいいのにー!
頼みの綱は、ノーマンのベッドサイドテーブルの引き出しに入れられていた、シスター・クローネからのプレゼント。小さな小箱とメモと銀色のペン。これが現状を打破する武器になることを願いましょう! 諦めないで~!
[char no=”1″ char=”あいびー”]塀からの脱出がダメなら、いったいどこから逃げればいいの? じつはこの回の最初にレイ、ドン、ギルダが話しているとき、使われていないらしいかなり大きな井戸があったんだけど。たとえばこれが水路になっていて潜伏できないかなぁとか思っていたんだけど・・・。とにかくなにか手を打たないとっ!これまでより格段に緊迫してきましたね![/char]
第9話で分かったこと
1、発信機を壊す装置が完成!
2、レイには胎児の頃からの記憶がある
3、上から見ると、5角形のそれぞれにプラントがあり、その中央に本部がある構造
➡第10話によると正しくは、上から見て6角形の敷地をケーキのように6つに切り分けたような構造になっていて、そのうち5つがプラントで、1つが本部。
4、本部には鬼や大人がうじゃうじゃいるので門から逃げることはできない
5、塀の外は深い掘と断崖絶壁
第9話で謎なこと
1、クローネが残したプレゼントはなに?
➡箱の中身は第11話で解明。
2、塀の外が崖だからって、なぜ戻ってきたノーマン!
➡第10話で解明。
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