TVアニメ「蟲師 続章」第19話「泥の草」(どろのくさ)。ヒトとは在り方の違う「命の別の形」それが蟲。「蟲師」は、蟲が人に影響したときに現れる奇妙な現象を集めた奇譚集。案内役のギンコと共に「蟲師」の世界の詳細あらすじを追う。感想・考察も加え、作品を深掘り!



第19話/「山へも、帰れなかったのか・・・」。最後の一言が哀れを誘う。

出展/TVアニメ「蟲師 続章」

 

第十九話

泥の草

doro no kusa

 

「蟲師」には、さまざまなタイプの物語があるが、今作は珍しくミステリーだ。ミステリーの多くは殺人事件を扱う。人が人をあやめる・・・事件の奥には深い人間ドラマがあるわけで、そこがミステリーの見どころの一つとなっている。どんな事情があるにせよ、後味は常に悪い。今作も、きっちり後味悪くつくられている。

 

また、集合体恐怖症(トライポフォビア)の気のある方にはキツイ映像表現のため、激しい嫌悪感を招く人も多い。ていねいにつくられているからこそ、その気持ち悪さが際立っていると言われている。わたしはまったく平気だが、集合体恐怖症のある方には要注意の作品だ。

 

ユリの失踪

▲一人娘のユリを探すシゲル 出展/TVアニメ「蟲師 続章」

 

男たちが提灯を手に夜の山を歩き回っている。

 

シゲル「ユリー! どこだーっ!」

 

そのうちの一人、シゲルは悲壮な声で「ユリ」を呼ぶ。ユリはシゲルの一人娘だ。

 

村人「シゲル、あそこ・・・」

 

村人が指さす方向を見てシゲルは絶句した。

 

村人「山に・・・取られたんだ」

 

樹々の間には、ユリの着物と草履が落ちている。しかし、ユリの体はどこにもなかった。

 

「骸草」(むくろそう)という蟲

▲村人の足にはおびただしい数のイボが 出展/TVアニメ「蟲師 続章」

 

その里では、奇妙な病気が蔓延していた。患者の足にはいくつものイボがついている。ギンコはおそらくこの里に、村長からの依頼を例の繭玉通信で受け取りやってきたのだろう。

 

ギンコ「ふむ。こいつは、いつ頃から?」

 

村長「この三日のうちに、皆が急にです。足がしびれて辛いそうで、皆、困っております」

 

病気を診てくれるというので村長の家の庭に集まっている者たちが噂する。「誰かが山に入ったんだよ」、「だから、死が伝染ったんだ・・・」と。

 

ギンコ「死が伝染る?」

 

村長「四日前、亡くなった者がありましてな。この里では、あの山のあちこちにある沼地に死者を置いて葬るのです。するとやがて、骸は骨まで消えて衣のみとなる。山へ帰るのだと、我々は思っております。ですが、それが終わるまで・・・七日間は山へ入ってはならんのです。遠い昔、それを破った者が病を持ち帰り、里じゅうに広めたという言い伝えがあるのです。それゆえ皆、恐れておるのです・・・」

 

村長の説明を聞いたギンコは(これは、”骸草”の芽か)と、イボの正体を特定した。骸草(むくろそう)とは──。

 

動物の骸を骨まで分解して泥状にする蟲。その泥を生体に踏まれる事で子株を広げ、それをまた踏んだ生体に寄生してゆく。

 

ギンコは背負い箱から薬草をいくつも取り出し、ドロリとした薬を調合した。筆で患者のイボに塗ると、イボは簡単に取れた。ギンコの推測は当たっていた。イボが取れると同時にしびれも治ったようで、村人たちは喜んでいる。

 

村人を治したギンコが次に向かったのは、人々が歩いた跡だ。道に骸草が並んで生えている。塩をかけると、骸草はすぐに枯れて土に同化した。

 

骸草を里に持ち帰った男「シゲル」

▲シゲルの骸草は大きく生長している 出展/TVアニメ「蟲師 続章」

 

ギンコが骸草の生体を塩で退治していると、「あのう」と、子どもが声をかけてきた。彼の名前は「草介」(そうすけ)。「伯父さんを診てあげて」と草介は言った。

 

草介の伯父、つまり草介の父親の兄は、シゲルと言った。シゲルの足にも骸草が生えていたが、それは他の者と様子が違っていた。イボに見える「芽」ではなく、完全に「生体」となっていたのだ。ギンコは目を見張る。

 

シゲル「抜いても抜いても、生えてくるんだ。抜くと、手にまで・・・」

 

さっそくギンコはさっき作った薬を塗ってみる。しかし、シゲルに寄生している骸草に薬は効かなかった。

 

ギンコ「山に入ったのは、あんたか」

 

シゲル「ああ。しんだのは・・・俺の弟でな。この子と、山へ供養に行ったんだ」

 

ギンコ「なぜ、掟を破ってまで?」

 

シゲル「あんな言い伝えは嘘だと思ってた」

 

シゲルは、かつて自分の娘がいなくなった事を話し始めた。冒頭に登場した、ユリ失踪事件だ。

 

シゲル「十年前、俺の娘がいなくなった。捜すと山で衣だけが見つかった。皆、山に取られたのだと言った。だが・・・思えば山に入った誰も病にはならなかった。だから大丈夫だと・・・」

 

ギンコ「弟さんの骸が、山に帰るところを見たのか」

 

シゲル「──ああ」

 

10年前、シゲルの娘のユリが失踪し山で衣だけが見つかった。そして4日前、シゲルの弟(草介の父親)のシノブが亡くなった。一旦は、風習通り山にシノブの骸を置いて帰ったのだが、草介は泣き止まなかった。

 

草介「父さんに会いたいよ。山にひとりにするなんて、かわいそうだよ」

 

シゲル「そうだな。もう一度、お別れを言いに行くか・・・」

 

シノブが亡くなった次の日、シゲルと草介は山に入った。

 

▲シノブの骸に骸草がびっしり生えていた 出展/TVアニメ「蟲師 続章」

 

シノブの亡骸についてみると、骸草がびっしり生えていた。「なんだこの草っ!」。草介は父から生える草をつかんではむしり取る。

 

──「父さん、本当にもう山の一部になったんだ」。やがて草介は、「山に帰る」という意味を悟る。「この草・・・父さんの分を生きてるんだ・・・」と。

 

シゲル「さあ、もう戻ろう。ひとりになってしまったな。おまえ、うちの子どもになるか? おじさんを父さんの代わりと思ってくれ、な。さあ、帰ろう。もう泣くな」

 

草介の傍らに寄り背中に手をかけたとき、シゲルは骸草を踏んでしまっていた。そうしてシゲルの草履についた骸草はシゲルの歩いた跡に子株を広げ、さらにその子株を踏んだ村人たちに広がったのだ。

 

名探偵ギンコ

▲シゲルは弟が亡くなったいきさつを話す 出展/TVアニメ「蟲師 続章」

 

草介を含めて、里の者たちもシゲルも骸草に寄生されている。しかし症状は明らかに違っている。シゲルの骸草だけが大きく育っている。その原因をギンコは探る。

 

ギンコ「弟さんは、どんな亡くなり方を?」

 

そこでシゲルは草介を外に出した。父の亡くなり方を小さい子に聞かせるのは酷だ。

 

シゲル「崖から落ちてな。打ちどころが悪かったか、見つかった時にはもう・・・あいつは、いつも俺を慕ってくれてた。特別仲のいい兄弟だったからな。辛かったよ」

 

シゲルの話を聞いた後、ギンコは外に出された草介のところにやってきた。草介は河原にいた。季節は秋口だろう。樹々が薄っすら紅葉している。日暮れ時、遠くでヒグラシが鳴いている。

 

ギンコが「おまえさんも薬塗っとくか?」と訊くと、草介は「おれはいいよ」と答えた。

 

草介「この草・・・父さんの代わりに生えてきたんだ」

 

草介には骸草が、父親の代わりのように思えている。

 

▲「どんな兄弟だった?」。ギンコの聞き取り調査 出展/TVアニメ「蟲師 続章」

 

ギンコは話題を変えた。

 

ギンコ「なあ、親父さんと伯父さんとは、どんな兄弟だった?」

 

草介「父さんは・・・伯父さんの事、大好きだったよ。よく伯父さんとの思い出話をしてくれた。でも、何年か前から、あまり伯父さんの事、話さなくなった」

 

草介の話から、ギンコは何かをつかんだようだった。

 

事件の真相

▲「すまない兄さん」。シノブが土下座する 出展/TVアニメ「蟲師 続章」

 

同じ頃、シゲルは自宅で数日前の出来事を思いだしていた。畑で採れたものを干しているところに、弟のシノブがやってきた。

 

シノブ「兄さん、兄さん。話したい事が・・・」

 

シゲル「何だシノブ、思いつめた顔して。何でも言えよ」

 

シノブ「兄さんすまない。ユリは、俺が死なせてしまったんだ。ユリがいると知らずに荷車の下敷きに・・・。兄さんに言えなくて、そのまま山へ・・・。すまない兄さん、すまない。俺も子をもって、あの子を見るたび苦しくて・・・。どうして、こんな事を・・・」

 

涙を流し、地面に手をつき謝るシノブを見ていたシゲルは、傍らにあった大石を振りかざし──。それからシノブの体をかつぎ、夜に紛れて崖から落とした。そうしてシゲルは、何喰わぬ顔で里の者たちと一緒にシノブの骸を山に葬ったのだった・・・。

 

夜になると、シノブが山から下りてきて、戸口で謝る夢を見た。「兄さん、すまない、すまない」と・・・。そうして次の日、草介と一緒に山にシノブの亡骸を見に行った。口では草介を心配する伯父を演じながら、そのじつ、本当にシノブがしんだのか確認しに行ったというところだろう。

 

▲「おまえは誰も恨んだりしないでくれ」 出展/TVアニメ「蟲師 続章」

 

一方、草介は数日前の父親の様子を思いだしていた。

 

シノブ「なあ草介。父さんは昔、ある人にひどい事をしてしまったんだ。もしも父さんに何かあっても、おまえは誰も恨んだりしないでくれ。なぁに、この里の者はいつかは皆、山に帰るんだ。何も心配する事はない」

 

シノブは、自分がころされるかも知れない事を、暗に草介に伝えていた。草介は、そこに気がついた。

 

ところでこのシノブの顔。冒頭でユリを探す者たちの中にこの顔があった。彼は素知らぬ顔で、ユリ捜索隊に混じっていたのだ・・・。

 

「俺が口を出すのは、ここまでだ」

▲「ひとつ考えが浮かびましてね」 出展/TVアニメ「蟲師 続章」

 

次の日、ギンコはシゲルを再訪していた。

 

ギンコ「ひとつ、考えが浮かびましてね。まあ、試しに聞いてみてください。その足に生えているのは、骸草という蟲だ。普段は泥状のモノだが、生き物の死臭に反応し、死骸から芽をだす。その芽を踏むと寄生されるが、生きた者から芽を出しても育つことはない。だが、あんたのは骸と同じ反応をしている。あんたの体に死臭が染みついているから、と考えると筋が通る」

 

シゲル「一体、何の事を言っている・・・?」

 

明らかにシゲルの表情が変わった。

 

▲シゲルの表情が変わった 出展/TVアニメ「蟲師 続章」

 

ギンコは淡々と続ける。

 

ギンコ「それを追求するつもりはない。この考えが正しければ、わずかな死臭も残さぬよう、しっかりと洗い清めれば薬も効くようになるはずだ。心当たりがあるなら、試してみるといい。俺が口を出すのはここまでだ」

 

二人の会話を、戸の向うから草介が聞いていた。

 

シゲルの末路

▲シゲルは草介に手を伸ばす 出展/TVアニメ「蟲師 続章」

 

ギンコが帰った後、家の裏手の川でシゲルは体を洗っていた。そこに草介がやってくる。

 

草介「父さんを、ころしたの?」

 

シゲル「何を言ってるんだ」

 

草介「聞いてたんだ。さっきの、蟲師さんの話・・・」

 

これは言い逃れできない。心当たりがあるからこそ、シゲルは体を清めに来たのだから。シゲルの目つきが変わった。

 

シゲル「その事、誰かに言ったか」

 

草介「ううん。おれ、誰にも言わないよ。父さんは、誰も恨むなって言ったから。伯父さんは、おれに優しくしてくれたから。なのにどうして、そんな事してしまったの?」

 

シゲル「怒りで、どうしようもなくなってなぁ・・・。だがもし、あの時こらえられたとしても、どのみちいつかは、こうなってただろうよ」

 

シゲルは杖をつきながら草介に迫る。

 

シゲル「おまえだって、いつかは俺を──」

 

そう言ってシゲルは草介の腕をつかんだ。恐ろしくなった草介はその手を振り払い、その拍子にシゲルは足を滑らせ川に倒れた。川はそう深くない。しかしシゲルは骸草の影響で足がうまく動かせない。シゲルの体は流され、ついに川の中に姿を消した。

 

▲ギンコは骸草に背を向けた 出展/TVアニメ「蟲師 続章」

 

数日後、ギンコは川沿いを歩いていた。大きな石がゴロゴロしていた草介の村の川とは違い、川幅も広がり河原の石も小さい。同じ川の下流のようだ。

 

「うわっ、何だこりゃ。踏んじまった」

 

「下見て歩けよ」

 

川釣りに来た二人連れの一人が何かを踏んだと言っている。近づくと、それは骸草だった。

 

ギンコ「山へも、帰れなかったのか・・・」

 

上流で溺れたシゲルの体はここに流れ着き、骸草で分解され泥状になっていた。ギンコは骸草に背を向け、その場を離れた。

 

「囀る貝」のバッドエンドバージョンか?

▲「囀る貝」では、10年を経て和解した 出展/TVアニメ「蟲師 続章」

 

「蟲師 続章」第2話「囀る貝」は、10年前に事故で妻を亡くした男が、その事故を巡って感情をこじらせてしまった相手と和解する物語だった。それは美しいエンディングではあったが──わたしには、たった10年でこんな和解はできないだろうと書いた。

 

まるで今回は、それに応じるような物語に思えた。たとえ事故であれ、愛する者を奪った相手をたった10年で許せるものではない。しかもその事実を隠蔽し、何食わぬ顔で毎日顔を合わせていたかと思えば、シゲルがカッとなったのも無理はない。

 

しかし、そこで思いとどまれなかったのは残念だ。

 

▲10年を経て、シゲルはもう立ち直っていた 出展/TVアニメ「蟲師 続章」

 

もうひとつ残念なことがある。

 

10年を経て、シゲルはかなり立ち直っていた。シノブが告白に行ったとき、シゲルは笑顔すら見せていた。そこで自分が10年前の事故を告白すれば、シゲルの気持ちはまた逆戻りする。それが分かっていながらシノブが告白せずにはいられなかったのは、良心の呵責に耐えられなくなったからだろう。自分の気持ちの清算のためだけに告白するくらいなら、そのまま黙っているか、どうしても辛いなら姿をくらませばよかったのだ。

 

そうして、墓場まで秘密を持っていくべきだった。草介という守るべき息子がいるなら、なおのこと。良心の呵責は、自分への罰と受け入れるべきだった。

 

しかしシノブがそうできなかったのも、それはそれでリアルな現実だが──。

 

そうして弟をころしてしまったシゲルもまた、良心の呵責を感じてシノブの亡霊を夢に見、贖罪のため草介を引き取る。が、真実を知ってしまった草介を手にかけようとするに至り、ついに足を滑らせ川に落ちて溺れしんだ。

 

もしここで、シゲルが草介に謝ることができたなら。自分の罪をしっかり背負う気があるのなら、また事態は変わったかもしれない。草介に人を恨む気持ちはないのだから。

 

シゲルも根っからの悪人ではない。ただ、愛する者を奪われたという強い怒りが彼を狂わせた。悲しい事件だったとしか言えない。

 

事故で誰かをしなせてしまうのは、誰しも望まぬ事だ。しかし、ときにそんなこともあり得る。とくに車を運転していれば、意図せずだれかの大切な人をしなせてしまう可能性はつきまとう。もしそうなったら──辛いだろうな、お互いに。自分の身に起きぬことを、切に願うばかりだ。

 

山へ帰る

▲「山へも帰れなかったのか」ギンコの表情は暗い 出展/TVアニメ「蟲師 続章」

 

「蟲師」の世界において、山は特別に神聖な場所だ。山、とくに光脈筋にある山は人間を含む命の源が宿るところだ。古神道でも、山を神聖なものと定めている。古い神社には、山自体がご神体であるケースもある。山は神が住まうところで、人は神の世界からこの世に生まれ、また神の世界へ帰ってゆくとされる。

 

しかし、シゲルは「山へ帰れなかった」。神の元に帰れなかった。哀れなことだと思う。もちろん一線を越えてしまったシゲルの、自業自得ではあるが。

 

草介はいくつ?

▲草介は12歳くらいに見えるが・・・ 出展/TVアニメ「蟲師 続章」

 

原作漫画で読んだときから疑問に思っていたのだが。草介はいったいいくつなのだろう? 映像からすると12歳くらいだが、状況から判断すると適当な年齢が見えてこない。

 

まず、シゲルの娘「ユリ」が亡くなったのは、ギンコが里を訪れたときから10年前だ。

 

それから10年後、シノブは兄に告白する。ユリは自分の過失で死なせてしまったのだと。その際、シノブはこう言っている。「俺も子をもって、あの子を見るたび苦しくて・・・」と。つまり、ユリが亡くなってから草介が生まれている。とすると、草介は10歳以下ということになる

 

シゲルに寄生した骸草だけが大きく育っていることから、ギンコはその理由を探る。草介に、シゲルとシノブの兄弟仲を訊ねたとき、草介はこう言った。「父さんは伯父さんの事、大好きだったよ。よく伯父さんとの思い出話をしてくれた。でも、伯父さんの子がいなくなってから、あまり伯父さんの事、話さなくなった」

 

なんと草介は、10年前のユリ失踪を知っている! しかもそれ以前の父親が伯父さんとの思い出話をしてくれたことも知っている。父親が伯父さんとの思い出話をしていた事を理解でき覚えている年齢というと──どうだろう、少なく見積もっても6~7歳ではないだろうか。だとすれば、草介は最低でも16~17歳でなければおかしい。

 

おそらくアニメ制作スタッフも、草介の年齢の矛盾に気づいたのだろう。ここの台詞を一部変更している。「伯父さんの子がいなくなってから」を「何年か前から」に変えている。

 

これは単純な設定ミスで、だからといって作品が台無しになるようなものではないが、やはり気になって仕方ない。ユリの失踪を4年前くらいに、草介を12歳くらいに定め、矛盾する台詞を調整すればそれで済むのだが。

 

それができなかったという事は、それだけひっ迫した状態で創作された作品なのだろう。作者もスタッフも編集者も気づかなかったとは! もしくは気づいても、修正する時間がなかったか・・・いずれにせよ、締め切りのある仕事は大変だなぁと、今更ながら思う。そして長濱監督も、作者に突っ込むことができなかったわけだ。監督の優しさが透けて見えた。

 

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