2019年1月~放送のアニメ「約束のネバーランド」。第2話あらすじと見どころを紹介します。あわせて感想もどうぞ!【注意】完全ネタバレです!



第2話/「ボクも泥船をつくりたいんだ」ノーマンの男前発言に超注目!

 

EPISODE.02 「131045」

 

昨日と同じように「グレイスフィールド・ハウス」に朝がやって来ました。エマとノーマンがハウスの恐ろしい真実を知ってしまった翌日です。悪夢を見てしまったエマは、昨日と違った暗い顔をしています。食堂でお皿を並べていると、背後でママの声がしました。ママがいつもと同じように笑っているのを見て、エマは動揺が隠せません。

 

それに対してノーマンはさすがです。完全にいつもの顔をつくって食堂にやってきました。すれ違いざま、ノーマンはエマに言います。「笑って、エマ」

 

ノーマン、出荷について考察する

 

分かっている情報をつなぎ合わせて、ノーマンは敵の情報を探ろうと考察します。

 

エマ「美味しいエサ、汚れの目立つ白い服、規則正しい生活。ぜんぶわたしたち商品の品質を保つため。わたしたちはただ、無差別に出荷されていくのを待つだけ」

ノーマン「無差別じゃない。鬼が言ってたろう? ”また6歳。並の出荷が続いている”。あの言葉から察するに、おそらく年齢イコール、ランク。ボクが覚えている限り、今まで出荷された兄弟は6歳~12歳。それで6歳が並だと言うなら、一番の上物は──」

エマ「12歳。じゃぁ、スコアは? テストでいい点取っても・・・肉は美味しくならないよね」

ノーマン「あぁ。フルスコア以外は公表されなかったけど、たぶん」

エマ「あ、出荷順?」

ノーマン「うん。6歳以降、スコアの低い順に収穫されていくんだ。そして12歳になれば、無条件に出荷される

エマ「つまり、わたしたちはフルスコアだから出荷を保留されてた」

ノーマン「でも、分からない。なぜスコア順なのか」

エマ「6歳から12歳ってのにも意味があるのかな? 身体の大きさ?──違う、それなら体重で・・・」

ノーマン「あ! 脳の大きさ──脳が一番うまいんだろう。それも、より発達した脳が」

エマ「脳を・・・食べる・・・」

ノーマン「そのために、いかなるリスクもコストも厭わない。だからボクらは高級品。思いだしてエマ。出荷されたのはコニー、その前がハオ、その前がセディ。今までの周期から考えて、次の出荷は、おそらく最短で2ヵ月後。それまでに、全員脱出できる方法を考え出さなければならない

 

ここでエマとノーマンの使う単語が「商品の品質」「出荷」「収穫」って・・・。確かにそうなんですが、あまりに順応しすぎてて怖いです。わたしなら、そんな単語使うのは、やっぱりためらいますよね。子どもだから、適応力高いのでしょうね!

 

さらに脱出ルートを検討した二人は、門ではなく森の奥の柵を超えていこうと考えます。夜に決行するとなると、小さい子たちが起きていられないかも知れないから、昼に森を抜けて脱出しようということに。

 

エマとノーマンは、森の柵を飛び越え、さらに奥に進みます。そこにあったのは、身長の何倍もある高い頑丈そうな壁でした。木に登って見渡してみたエマは、この壁が幅2~3mもある分厚いもので、壁の向こうにも森が広がっていることを知ります。

 

ノーマン「エマ、どう思う?」

エマ「堅くて丈夫、起伏どころか継ぎ目もない。おまけに表面はサラサラ。普通こんなの登れっこない」

ノーマン「じゃぁ、諦める?」

エマ「って、思わせる塀なんだろうけど、わたしやノーマンならロープ1本あれば登れると思う」

ノーマン「鬼の気配はない。見張りはママ一人。大丈夫、怖くない!」

 

これならいけそうだと、二人は笑顔を交わします。

 

まずい。ママは子どもたちの居場所を確認できる!

 

どうやら脱出できそうだと明るい気持ちになった二人に、新たな難題が発生します。「森でナイラとはぐれちゃった!」と、マルクが泣いて帰ってきたときのこと。ママはポケットからコンパクトを取り出し、何か確認してから森に入っていきます。すぐにママは森で眠ってしまっていたナイラを抱いて戻ってきたのです。

 

そこでノーマンは気がつきます。自分たちの身体に発信機が埋められているのかも知れない、と。

 

ノーマン「しかもママは、あのコンパクトをボクらに分かるようにわざと見せた。誰であろうと逃がさない。ママが言いたいのは、そういうことだ・・・ママは」

エマ「敵だ!」

 

でもどうやら、発信機の性能はそんなに良くないとノーマンは推理します。誰がどこにいるかまでは分からなくて、しかもコンパクトを確認して初めて子どもがどこにいるのかが分かるようだ、と。その証拠にコニーにぬいぐるみを届けに行ったときも、それがエマとノーマンだとばれなかったからだ、と。なるほど。さすがノーマン、論理的です。

 

「大丈夫、ボクらは疑われてない!」と、エマに笑ってみせるノーマンですが。でも、相手は大人で、これまでさまざまな局面を経験してきているだろうママです。そう上手くいきますか・・・。

 

「あなたたち二人、昨日、門へ行った?」ママは確実にエマとノーマンを疑っている!

 

ノーマンはあぁ言ったけれど、やっぱりママは二人を疑っているようです。最初はエマに「今日は朝から元気がなかったけど、どうしたの?」と詰め寄り、なんとかやりすごしたエマと一緒に食堂に向かおうとするノーマンにも、背後から声をかけます。

 

ママ「あなたたち二人、昨日、門へ行った?」

ノーマン「行かないよ。それが規則だし。昨日は鬼ごっこに夢中だったもの、ネ!」

エマ「そうそう」

ノーマン「どうして?」

ママ「いいえ、それならいいの」

 

ママと11歳の二人の腹の探り合いと騙し合い。ハラハラしますね。エマとノーマンは、何とかうまくママをごまかせたと思っているようですが、観ているわたしには、ぜんっぜんごまかせていないように見えるんですけど。気のせいならいいんですが──。

 

その夜、二人はリネン室に忍び込み、いくつかテーブルクロスを盗み出しました。これをロープがわりにしようというのです。翌日、エマとノーマンは塀の近くの木のうろにテーブルクロスのロープを隠します。

レイを仲間に!

 

ノーマンとエマは、同じ11歳のレイも仲間に引き入れます。レイにこれまでのいきさつを話すと、彼は意外なほどあっさりと受け入れてくれました。コニーにリトルバーニーを届けようと出かけたエマとノーマンの様子が、あれ以来おかしいことに、とっくにレイは気がついていたのです。

 

さらに、ただハウスから逃げればいいと考えていたエマに、レイはその先を考えろと言います。

 

レイ「エマ、ここを出るだけじゃダメなんだ。この外がどうなっているのか分からない。でも、出荷される先がある。農園ってものがあること自体で予想はつくだろう。外に待つのは鬼の社会だ。(皆を)連れて出りゃ全滅は見えてる。置いていく、それが最善だ」

エマ「やだ。ムリでもわたしは、全員で逃げたい。なんとかしよう!? 全滅は嫌だよ、でも、置いていくっていう選択肢はない。コニーで終わりにしたいの。もうだれも、あんな姿にしたくない。ないなら作ろうよ、人間の生きる場所。変えようよ、世界。レイのおかげで今わかった。これは、そういう脱獄なんだ。わたしは折れない。決めたから! だからレイが折れて。ごちゃごちゃ言わずに力貸して!

 

たしかにレイの言う通りなんですよね。ここが「孤児院」なら、外には人間社会が広がっているはずです。でも、ここが鬼の食料を調達するための「農園」なら、話はまったく違ってきます。外の社会を仕切っているのは人間ではなく鬼の可能性が高い。上手く脱出できたとしても、外には絶望しか待っていないかもしれません。怖い話です!

 

そう聞かされても、エマは相変わらず・・・。エマの無謀としか言えない前向き加減に、想いだけでなんとかなると信じている単純さに、正直なところわたしはレイと同じようにイラッとしました。だって、自分の希望だけ通して計画は他人に丸投げなんですから!

 

「無茶苦茶だ!」と怒るレイにノーマンは「ねー! ほんと!」と笑いながら答えます。ここから先のノーマンのセリフに注目です。人柄も含めすべての面で優秀なノーマンですが、ここでの彼は男前すぎです!

 

ノーマン「エマが──泣いたんだ。あの夜、最初は怖いから泣いてるんだと思ってた。でも、違ったんだ。ぼくは自分が死ぬのが怖かった。けどエマは、家族が死ぬのが怖くて泣いたんだ。すごいよね。あの状況でなにかを守ろうと考えられるんだ」

レイ「でも正しくない。泥船だぞ。ぶっちゃけ3人だろ。3人なら逃げられる。おまえは正しい。自分を恥じるな。情で判断を捻じ曲げるな、ノーマン」

ノーマン「違うよレイ。ボクも泥船を作りたいんだ」

レイ「は? なんでだよ、おまえは違うだろ。もっと冷静で、いつだって正解を──。なのに、どうして?」

ノーマン「好きだから。好きだからエマには笑っていてほしいんだ」

レイ「頭おかしいだろ。それでエマが死んでもいいのかよ」

ノーマン「死なせない。そのためにボクはボクを利用する──幸いボクは、やろうと決めてできなかったことは一度もないんだよ。泥も焼けば器になるでしょう? 泥船が必ずしも沈むとは限らないよ

 

このラストのセリフ! ノーマンの、自分への絶対的な自信と、泥船だって焼けば器になるという発想の転換。いつも柔和な印象のノーマンですが、将来、とんでもないものに化けそうな予感すらさせて、ちょっとゾッとしました。ここのBGMの入り方もいいんです!


あいびー

この作品は「週刊少年ジャンプ」に掲載されている漫画が原作です。ジャンプといえば各話の最後に、次回への「引き」(クリフハンガー)を入れるのが常套手段ですよね。今回のラストシーンでは、ハウスに二人の新人がやってきます。生まれたばかりの赤ちゃん「キャロル」と、イザベラのお手伝い「シスタークローネ」の二人です。さぁ、困った! 敵が増えちゃいました!

謎の数字タイトルが示す意味は?

 

今回は、数字の羅列タイトルの謎から紹介しましょう。簡単です。これは日付を表しているのです。

 

一番右の2つは年を表します。ときどき出てくるカレンダーを注意深く見れば分かりますが、この物語の舞台は2045年なのです。真ん中の2文字が月、左の2文字が日を表しているので、今回のタイトル「131045」は、2045年10月13日をさしています。

 

コニーの出荷が10月12日でしたから、その翌日ってことですね。

 

第2話で分かったこと

1、出荷の法則/6歳以降スコアの低い順に出荷される。12歳になれば無条件に出荷される。

2、次の出荷は、おそらく最短で2ヵ月後。

3、柵を超えた森の奥には高い壁があり、ぐるりと敷地を取り囲んでいる。

4、子どもたちには発信機がつけられていて、ママはコンパクトで位置を確認できる。でも、分かるのは位置までで、誰がどこにいるかまでは分からないらしい。

5、ママはエマとノーマンを疑っている。

 

キャラクター紹介/ノーマン

 

ダントツの頭脳をもつ天才。小さい頃に身体が弱かったようですが、今ではすっかり元気になり、鬼ごっこで走り回っても大丈夫です。その優秀ぶりはノーマン自身が自覚するほど。やや無鉄砲なエマのことが好きで、いつもエマの意見を尊重しながら行動します。

 

第1話のテストの場面によると、ノーマンは左利き。エマとレイは右利きです。

 

▼「約束のネバーランド」関連の記事一覧はこちら

 

スポンサーリンク