2019年1月~放送のアニメ「約束のネバーランド」。第3話あらすじと見どころを紹介します。あわせて感想もどうぞ!【注意】完全ネタバレです!



第3話/「わたしがママになるの!いつかじゃなくて今なんじゃな~い?」腹黒シスター・クローネ登場!

Haunted Childrens Orphanage
Haunted Childrens Orphanage / dmott9

EPISODE.03 「181045」

 

さて、連れて逃げなければいけない赤ちゃん(キャロル)が増え、ママ(イザベラ)の手先であるシスター・クローネが増えて、さらに脱出が難しくなったと、ノーマンとエマは焦ります。でも、レイの視点は違いました

 

ノーマン「発信機に気を取られて、大人が増えるなんて考えもしなかった」

レイ「逆に喜んでやろうぜ。キャロルとあのシスター・クローネ、情報源が二つも増えたんだよ

ノーマン「なるほど」

 

レイ、ナイスです! 3人は、キャロルとシスタークローネの登場から推測できることを考えます。

1、キャロルのような1歳児を補充する拠点のようなものがあるのだろう。

2、ママ以外の大人がいるということは、ここ以外にも農園があるのかも知れない

3、鬼に従う大人は、生まれたときから鬼の支配下なのか、捕獲されてからなのか? どっちだろう?

4、子どもたちに発信機が埋められているなら、来たばっかりのキャロルになら、まだ手術痕があるかもしれない!

 

「わたしがママになるの!いつかじゃなくて今なんじゃな~い?」



すっかり子どもたちに懐かれているシスター・クローネですが、イザベラ(ママ)との関係は良好とは言えないようです。どうやらプラント(農園)はここ以外にもあり、それぞれに「ママ」がいるのですが、なかでも最年少でママに抜擢されたイザベラは特別優秀な存在として知られているようです。シスター・クローネによるとママは「飼育監」と呼ばれている。飼育監ねぇ・・・嫌な響きです。

 

シスター・クローネもいつかママになりたいと願っています。

 

クローネ「ところで、わたしは何の仕事で呼ばれたのですか?」

イザベラ「秘密を知られた。車の荷台も見られてる」

クローネ「それでは規則通り、ただちに見つけて即時出荷を

イザベラ「待ちなさい。大丈夫よ、すでに標的の検討はついている。年長の子ども二人。でも出荷まで逃がさなければいいのよ。わたしの子どもは特別なの。これはプラントの利益でもある」

クローネ「上に、報告しないんですね」

イザベラ「しないわ。標的はしかるべき手順で処理する。あなたは見張り。何も考えず見張りでいればいい。このハウスのママはわたし。あなたはわたしの補佐役。いいわね、シスタークローネ」

クローネ「イエス、マム・イザベラ」

 

大人しくイザベラに服従したように見せかけて、部屋に戻ったシスター・クローネはいいことを思いつきます。秘密を知った子どもを特定して捕え違反を告発すれば、イザベラを失脚させられます。そうすれば代わりに自分がママになれると踏んだのです。シスタークローネ、腹黒いです。

 

しかしこのシスター・クローネ、なんというか気持ち悪いのですよ。目の大きさの割に瞳が小さくて、動きが妙で、「やきもちやいちゃダメよぉ」なんて、赤ちゃん人形に話しかけていたり・・・。いくらなんでも唇あつすぎるし。とにかく、いろいろ不自然です。子どもたちにとってもイザベラにとっても、厄介な相手になりそうな気配です。

 

発信機の手術痕を発見!

一方、エマはキャロルの身体をあちこち点検しています。発信機を探しているのです。鬼の立場で考えろ・・・と、一生懸命、発信機を探すエマ。エマと同室のギルダは、何か話したそうにしています。

 

ギルダ「エマ、わたしね、聞きたいことがあるの。あの日の夜──」

 

どうやらギルダも、コニーが出荷された日のことを不審に思っているようです。そこでエマはキャロルの耳の裏側に赤い盛り上がりがあるのを見つけます。どうやらそこに小さな発信機が埋められているようです。すぐに手術痕はなくなるようで、もうエマにもギルダにもそんな痕はありません。

 

発信機については、レイに考えがあるようなので一任することに。

 

鬼ごっこを装った訓練にシスタークローネ参戦!



さらにエマの提案で、他の子たちが逃げるために必要な能力不足を強化するために、鬼ごっこをしながら、身体の使い方や頭の使い方を教えることにしました。つまり遊びのふりをした訓練です。これならママたちに怪しまれません。足跡をわざと残したり消したり、風向きを考えてどっちに逃げればいいかを考えながら動く鬼ごっこ。これまでと違う頭を使った鬼ごっこに、子どもたちはすっかり興奮しています。

 

そこにシスター・クローネが参戦してきます。シスター・クローネが鬼、勝負の時間は20分。シスタークローネに20分以内に捕まれば負け。20分逃げ切れれば勝ちです。現時点での大人と子どもたちの実力差が分かるので、これは好都合かもしれませんね。

 

葉っぱにハートや星型の切り抜きをして、それで小さい子たちの興味を引いて一網打尽にするなど、頭を使った戦略を使ってきて、ノーマンもレイも、どうやらシスター・クローネはただのバカじゃないと気が付きます。ママの口ぶりから察するに、シスター・クローネは農園で育った子どもで、かつてフルスコアを取っていたようです。

 

走るのも早くてしかもタフ。つぎつぎに子どもたちを捕まえたシスタークローネは、ついにエマを追い詰めます。ここで、シスタークローネは急に話し始めます。

 

クローネ「知ってる? ノーマンの弱点は体力。むかし身体が弱かったんですってね。レイの弱点は諦めが少し早いところ。判断が早い分、切り捨ててしまうのも早いのね。そしてエマ。あなたの弱点は甘さ。追われているのに、他の子かかえて逃げちゃうような甘さよね。~ねぇエマ、もしあなたがあの日、収穫を見たのなら、わたしはあなたの味方よ

 

シスター・クローネは、すっかりそれぞれの弱点まで読んでいるようです。しかも「もしあなたがあの日、収穫を見たのなら、わたしはあなたの味方よ」って・・・。いったい、どういうつもりなんでしょう? シスター・クローネは、収穫を目撃した子を特定し、イザベラのミスを告発して失脚させようとしています。

 

ということは。つまりこれは嘘ですね。目的はイザベラの失脚で、子どもたちを助けるつもりはないのです。彼女が「味方」なんて、あり得ない! シスター・クローネ、やっぱり腹黒い!

 

結局、小さい子を二人抱えて逃げていたエマは捕まり、ノーマンとレイだけは20分を逃げ延びます。このままでは、みんなで脱走なんて難しそうです。

 

シスター・クローネの登場は、全体の勢力図を少し塗り替えましたね。シスター・クローネにマウンティングするイザベラ、イザベラの失脚をもくろみ標的の子どもを特定しようとするクローネ。少ない情報をつなぎ合わせて、外の世界を知ろうとするノーマン、エマ、レイ。閉じられた狭い世界ならではの、お互いの心理や駆け引きが面白いですね!

 

[char no=”1″ char=”あいびー”]今回のクリフハンガーは、内通者です。ノーマンは、どうやら子どもたちの中に内通者がいるのではないかと疑っています。ギルダ、フィル、ドン・・・大好きな家族の中に裏切り者がいると知って、エマは戸惑いを隠せません。怪しいのは誰~!?[/char]

第3話で分かったこと

1、1歳児を補充する拠点のようなものがありそう

2、ここ以外にも農園がありそう

3、発信機は耳の裏に埋められている

4、鬼ごっこをしているふりで訓練ができる

5、シスター・クローネはバカではない

 

鬼ごっこシーンで流れていた曲

 

「約束のネバーランド」の音楽を担当している作編曲家・小畑貴裕さんのツイッターによると、鬼ごっこの訓練シーンで流れていた曲は、ボーカリストの伊藤大輔さんに一人20人役の声を吹き込んでもらい、スピード感のある曲に仕上げているそうです。クローネが追いかけるシーンでは、思いっきりコミカルにして、クローネの神出鬼没な感じをイメージしてつくられたそうです!

 

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