2019年1月~放送のアニメ「約束のネバーランド」。第5話あらすじと見どころを紹介します。あわせて感想もどうぞ! レイの緊迫感あふれる自白シーンは見逃せません!【注意】完全ネタバレです!



第5話/「ずっと前からママの手下だった」レイの悪そうな表情が!!! でも、スパイをやってたその理由が秀逸だった!



EPISODE.05「301045」

 

午後8時20分。薄暗い室内で、ノーマンとレイが向き合っています。そうそう、前回のラストでノーマンは「内通者は君だったんだね、レイ」って言ったんです。その続きのシーンからですね。時計の振り子と同調して画面が右に行ったり左に行ったり。ハウス内の時計はこんなアナログな時計を使っています。

 

ノーマン「もう分かっているでしょ。罠をしかけた相手は3人。ドンにはボクのベッドの裏、ギルダには2階のトイレの天井裏。レイ、君にはそう言った。でも実際にはドンには食堂、ギルダには図書室って伝えてある。そしてボクのベッド裏からロープが消えた。残りの2カ所はどうだろう? これから一緒に確認しに行こうか?」

レイ「あーあ、上手くやってたと思ったのに。そうだよ、オレがママのスパイだ。いつから疑ってた?」

 

「ずっと前からママの手下だった」。緊迫感あふれるレイの自白シーンは見ものです!

 

なるほど。ノーマンは3人に罠を仕掛けていたのですね。スパイだとばれてしまったレイ、すっかり居直ってます。なんとも悪そうな顔! ここでの二人のやりとりは、なかなか緊張感があるシーンなので、詳細に再現してみましょう。

 

ノーマン「レイ、君は今回限りの即席内通者じゃないだろう。突然の密告や、即席のスパイをママが信用するわけがない。レイはいつからママのスパイだったの?

レイ「ずっと前から。ずっと前からママの手下だった。要は羊飼いにおける牧羊犬さ」

ノーマン「ぜんぶ知っていてママに加担してきたってわけ?」

レイ「あぁ」

 

「ずっと前から」レイはママの手下でした。後で分かることですが、なんと6年前から。つまり5歳の頃からレイはママのスパイをしていたのです。これにはちょっとした理由もあるようなのですが、たぶん、それはその内明かされることになるでしょう。

 

ノーマン「すべて嘘だったの? エマとボクと、一緒に準備してきた間のこと。ママに何をどこまで話した? 発信機は壊せるんだよね?」

レイ「それを聞いてどうする? 返答次第でオレを切るか?」

ノーマン「切らないよ。レイには今まで通り、ボクらの側にいてもらう。良かったね、君はミスを隠し通せる。ドンにぬれぎぬ着せてまでスパイ続けたかったんだろう?」

 

「君はミスを隠し通せる」って、誰に対してかというと、これママに対してですよね。もしレイがスパイだとばれたと知れば、ママはレイを即時出荷するかもしれません。だからノーマンは「良かったね」と言ったのでしょう。

 

もう一つ、ノーマンたちに対しても「君はミスを隠し通せる」という意味も込められていそうです。つまり、それこそ「返答次第じゃ」他の兄弟たちには黙っているって意思表示もあるのでしょう。「ドンに濡れ衣着せてまでスパイを続けたかった理由を聞かせて」ってところですね。

 

レイ「何が望みだ」

ノーマン「3つ。1、今まで通り側にいて、ボクらの安全を保障すること。2、レイがもってる全情報の開示。3、寝返って。今度はボクのスパイになってよ

レイ「オレを切り札にするつもりか? バカかおまえ。はなからそれが目的なら、黙ってオレを利用すべきだ。有無を言わせず利用して、いざ決行で斬り捨てる。そっちのが確実だろ!」

ノーマン「そうなんだけどねぇ。一緒に育った家族だもん、て。それでボクも気が変わった。ボクもレイを信じたい。敵である前に友だちだって

 

このピリピリする会話の間、相手が話しているのを聴いているときのノーマンとレイの口元がどちらも笑っているんですよ。「なるほど、そう来たか」って、まるでゲームを楽しんででもいるように。頭が良くて、いろいろ見えてる同士だと、こんな風になっちゃうのかもですね。

 

ノーマン「それに、リトルバーニー隠したのレイだよね。門に行ったあの日、レイがまだ間に合うって言わなかったら、ボクらは行かなかった。レイはボクらがボクら自身でハウスの真実にたどりつくよう仕向けた。ボクらのために、レイがこの脱獄を仕掛けたんでしょう? レイはどうしてママの犬をやっているの」

レイ「どうして?」

ノーマン「100%ママの犬なら、ボクらに真実を気づかせるようなマネしない。レイはボクらを制御してた。発信機のこと、脱獄のタイミング、主に計画の進み具合だ。だから10日後の脱獄には強く反対した。でもそれは、同時にママも制御していたんじゃないの? やっぱりレイは敵じゃないんでしょ?」

レイ「志願したんだ、自分から。いや、売りこんだの方がより正しいかな。すべて、この脱獄のための準備。敵を知るにも物を集めるにも、敵の懐が一番いい。だからオレはママに取引を持ち掛けた」

 

おぉ、なるほど! そうなんですよ。最初の頃、レイはいつもノーマンとエマの様子をうかがってたんですよ。あれはただ単に、二人の様子がおかしいから気にしていたのかと思ったんですが、じつは違っていたんですね。レイは最初からノーマンとエマにハウスの真実に気付かせて、脱獄を計画させたってわけです!

 

しかもレイはこの脱獄を見越して、たった5歳でママのスパイに志願したって・・・! それすごいでしょ! 5歳でハウスの真実にどうやってたどり着いたのか分からないけれど、それから6年間、ずっとこのときを待っていたんですね! レイにとっては、6年越しの計画ってわけです。

 

レイ「分かるか? 今おまえの目の前にいるオレは、最強のカードだ。発信機やママのこと、おまえが想像するよりはるかに多く、脱獄に必要な情報を持ってる。ハウスの正体に気づいたときから、ずっと準備してきた。誰にも気づかれないように、おまえら二人を門へ行かせて、全部おまえら二人を殺させないためだよ! ノーマンの言う通り、オレは二人の敵じゃない。でも、味方でもない。条件次第で、完全におまえの切り札になってやってもいい。全情報をおまえにやるし、おまえの望む通りママにウソを流してやる」

ノーマン「条件・・・」

レイ「エマをだませ。全員連れていくふりをして、土壇場で切り離せ。連れて行ってもドン、ギルダまでだ

 

やりますね、レイ。レイは脱獄に必要なさまざまな情報をもっていて、長い時間をかけて発信機の壊し方さえも見つけています! そんなレイがノーマンの切り札になる条件はエマをだますこと。皆を連れていくのは、やっぱり今でも反対なのです。

 

最終的に、ノーマンはレイの条件を飲みます

 

レイ自白後の、3つの疑問

 

こうして二人のピリピリする会話は終わり、レイはドアを開けて出ていきます。ノーマンに条件を飲ませたからか、レイはニンマリしています。廊下に出てからもずっと口がゆるんでいますが、廊下に貼ってあったノーマン、レイ、エマを描いたらしい、小さな子の絵を見て急に表情を変え、チッと舌打ちします。

 

一方、レイが出て行ってから自分のベッドに腰かけているノーマンは深刻そうに沈んでいます。レイとの会話を反芻し、今後どう動けばいいのか、いろいろ考えるところがあるのでしょう。が、急にハッと何か思いついたような表情をしたかと思うと、思わず笑いだしそうになる自分の口を押えます。

 

このときのレイとノーマンの表情の変化が今ひとつ分からないのですよね。この後、レイはママに報告に行きます。そのときに「シスターが勝手に動いている」と言っていることから、舌打ちする直前にシスター・クローネの姿を見たのかも知れないですね。何か探るような行動をしていたとか? 確かにシスター・クローネは二階に住んでいるし、ちょうどレイが舌打ちしたあたりはシスターの部屋のあたりとも取れます。

 

でも、ハッとしてから笑い出しそうになったノーマンの表情の変化は良く分かりません。エマを裏切らずに済む方法を思いついた──とか?

 

翌日、レイはエマに自分がスパイだと打ち明けます。動揺するエマですが、ノーマンの説明でレイがなぜスパイをしていたのか理解します。

 

エマ「そっか、ずっと知ってたんだよね、全部。辛かったよね。知ってて黙って見送って、何人も何人も。ねぇ、発信機の実験って、誰かの耳で試したってこと? その子、いやその子たちどうなったの? 出荷時期早まったりしてないよね? わたしたちのため、誰か犠牲にしてないよね? あ、いいよありがとう。そのおかげで皆で逃げられる。でも、そういう線引きもう二度としないでね

 

エマはレイともノーマンとも全く違ったところを見ていますね。レイもノーマンも現実を現実として受け止め、どう脱獄を成功させるか、そこばかりを見ています。でもエマはレイの気持ちを瞬間に思いやりました。「辛かったよね」と。確かにそうですよね。レイ、たった一人でずっと辛かったでしょうね

 

同時に、発信機の実験台になった子にも思いをはせて・・・。きっと図星さされただろうレイは気まずそうに唸ります。この勘のいいエマの裏をどうかくか。レイとノーマンには大きな課題です。視聴者としては、エマの気持ちは分かるけれど、やっぱり1歳児まで連れて逃げるのは、なかなかしんどいだろうと思います。確かに「そういう線引き」は、嫌なものだけど・・・。

 

森の奥でスパイについて話していた3人がハウスにもどる間、先行しているエマの後ろでノーマンとレイの会話も疑問です。

 

ノーマン「ねぇレイ、訊きたいことがあるんだけど。ボクら二人を殺させないためって言っていたけれど、ひょっとしてレイは──

 

ここでエマが「そうだ!」って会話に割り込んできて、ノーマンとレイの会話は中断します。いったいノーマンは何を言おうとしたんでしょう? 前日の夜、急に笑い出しそうになったときに思いついたことと関係あるのでしょうか? 気になります・・・。

 

スパイ騒動の間、置き去りにされたドンとギルダが暴走!

 

ハウスが孤児院ではないと打ち明け、仲間に引き入れたはずのドンとギルダは、スパイ騒動の間ずっと置き去りにされています。二人には「ハウスは人身売買組織だ」と、エマが微妙に嘘をついたので、ドンはコニーを早く助け出したくて仕方がありません。

 

その夜、エマはみんなに報告があると言い出します。どうやらママの書斎から行ける隠し部屋があり、ママはいつも8時になるといなくなると。ママがいなくなるのは「本部への定時連絡だよ」と、レイは答えます。

 

ドン「入ってみようぜ。外との通信手段、それにコニーたちの行先も。なにか手掛かりがつかめるかもしれない」

ギルダ「でも、そんなに簡単に入れるのかな?」

ドン「難しくたって、やるしかないだろう!」

レイ「待て待て。そこまでするメリットはない。通信手段つっても十中八九、本部とつながっているだけだろうし、出てった兄弟の行先なんて、ママは知らない。手掛かり以前の問題だ。ヘタしたら発信機でオレたちの行動がばれるし、その部屋のセキュリティだって分からない。危険すぎるだろ

ドン「だけど!」

レイ「つまりメリットよりリスクのが明らかにでかいんだよ」

ノーマン「そうだね、今はシスターに気をつけて、下手な動きで墓穴を掘らぬこと」

レイ「その通り、ママはオレが抑えてるけど、シスターにばれたら即アウト。そのつもりで動け!」

 

はやるドンを、ぴしゃりと黙らせたレイ。言い方は優しいけれど、ノーマンもドンのやろうとしていることは「下手な動き」だとレイに同調しています。

 

第1話の鬼ごっこのシーンでノーマンが言ってましたね。「ドンの弱点は、すぐに決めつけて熱くなるとこ」。冷静なレイとノーマンに口答えできなくなったけれど、だからって大人しく引き下がれるほどドンは冷静ではありません。3人を残して部屋を出たドンは、ギルダと一緒にママの部屋を訪ねます

 

ドン「オレはあいつらみたいに冷静になれない。それに知りたいんだ、本当のママを

 

その言葉にギルダも頷きます。

 

実際に出荷を見てしまったエマとノーマン。6年前からハウスの現実を知っていたレイ。それに比べてドンとギルダは、つい数日前に3人から話を聞かされただけです。話だけで信じろと言っても無理だったんですね。自分の目で確かめたいというドンの気持ちは分かります。だからギルダも、危険と分かっていてもドンについていきました。

 

それにドンは、仲良しのコニーを助けたいと焦っているんです。そんなドンの気持ちを、3人ともちっとも分かってないんです。

 

あいびー

ママの部屋で隠し扉を探しているところにガチャリとドアノブが回る音がして! ドンとギルダは凍り付きます。こんなとこママに見られたら、レイの言葉じゃないけれど「即アウト」じゃない! やばいやばいやばい!!

第5話で分かったこと

1、内通者はレイだった

2、ママに信頼されているレイは、ママの動きを制御できる

3、レイは、シスター・クローネを制御できない

4、ママの部屋から行ける秘密の部屋がある

 

第5話で謎なこと

1、レイがスパイだと自白した後、廊下に出たレイがチッと舌打ちしたのはなぜ?

➡もしかして、直後にママに「シスターが勝手に動いている」と告げ口していることから、なにかシスターの動きに勘づいた?

 

2、レイがスパイだと自白して部屋から出て行った後、深刻そうにしていたノーマンがふいに笑い出しそうになったのはなぜ?

➡もしかして、もともとノーマンも全員を連れて行くのに反対していたから、レイに強要されて裏切ったんだと、エマに言い訳ができると思った?? ➡第11話で解明!

 

3、翌日、森からハウスにもどる間にノーマンが言いかけたのは?

➡もしかして、上のノーマンがふいに笑い出しそうになったのと関係あり??? ➡第11話で解明!

 

キャラクター紹介/レイ

 

ノーマン、エマとともに11歳の最年長組のひとり。やはりテストでフルスコアを取り続けている、ずば抜けた知能の持ち主。ハウスのみんなが鬼ごっこに興じるなか、いつも一人だけ木の下で本を読んでいて、最初から他の子と一線を画した行動をしています。

 

じつは幼い頃からハウスの実態に気づいていて、5歳からママの手下として子どもたちの行動をママに報告するスパイをしてきました。その報酬に、外の世界からいろいろなものを取り寄せてもらっています。いつも持っている懐中時計もその一つかも知れないですね。

 

シスター・クローネの分析によると「諦めるのが少し早い」のが欠点。頭がいいので、判断が早いせいだろうとのこと。

 

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