圧倒的な力をもつ巨人と人類の果てしない戦いを描いた人気アニメ「進撃の巨人」。シーズン3、第2クールが開始したのを記念して、まずこれまでのシーズン1、シーズン2、さらにシーズン3の第1クールまでをざざざーっと振り返ります!



「進撃の巨人」シーズン1から3、これまでの振り返り

 

大人気TVアニメ「進撃の巨人」のシーズン3、第2クール(第50話~)がついに始まりました! 半年待たされただけに、楽しみでしかたがありませんね! 新しいクールを始める前に、これまでの「進撃の巨人」シーズン1~シーズン3の第1クールまでを軽く振り返ってみましょう。

 

Season1/突然現れた「超大型巨人」と「鎧の巨人」により、人類の平和は一瞬にして奪われた

▲突如出現した「超大型巨人」 出展/TVアニメ「進撃の巨人」公式

 

この世界には2種類の人がいる。人類と、弱肉強食の頂点を成す巨人が存在している。巨人は人を捕食するので、人類は、高さ50mを越えるマリア、ローゼ、シーナの3重の壁をつくり、その中で100年の平和な時間を過ごしてきた。一番外側の壁、ウォールマリアから南に小さく突出した形の地域「シガンシナ区」の外壁に、突如、壁を越えるサイズの「超大型巨人」が現れ、外に向かう門を破壊した。破壊された門から巨人たちがシガンシナ区に流入してきて、街はパニックに! さらに現れた全身、硬い物質で覆われた「鎧の巨人」により、シガンシナ区からウォールマリア内に通じる門も破壊されてしまった。このため人類は、ウォールマリアを放棄。生活領域は2番目の壁ウォールシーナまで後退した。

 

この襲撃により、主人公エレン・イェーガーの母親はエレンの目前で巨人に捕食され、父親は行方不明に。巨人に対する強い怒りを胸に、エレンは幼馴染のミカサとアルミンと共に調査兵団に入隊する。

 

▲エレンの巨人(右)とアニの巨人(左)の戦い 出展/TVアニメ「進撃の巨人」公式

 

ふとしたことから巨人化する能力に目覚めたエレンは、巨人の謎を解き、巨人の脅威を排除するため調査兵団に協力する。しかし、エレンたちの同期には他にも巨人化能力をもつ者がいた。それがアニ・レオンハート

 

エレンたち調査兵団は、激闘の末、辛くもアニを捕えることに成功するものの、硬質化能力をもつアニはダイヤモンドのように硬い繭に閉じこもってしまい、アニの身体を調べることも話すこともできなくなってしまった。

 

Season2/104期生に紛れ込んだ巨人化能力をもつ者が次々に発覚!

▲人の言葉を話す謎の巨人「獣の巨人」 出展/TVアニメ「進撃の巨人」公式

 

巨人にはいくつかのタイプがいる。ただ人に群がり人を捕食するだけの巨人と、それとは異なった行動をする巨人。後者は「奇行種」と呼ばれている。「超大型巨人」や「鎧の巨人」さらにエレンやアニの巨人も奇行種の一種ということになる。また新たな奇行種が現れた。全身を濃い体毛に覆われた「獣の巨人」と呼ばれる巨人だ。驚いたことに「獣の巨人」は、人の言葉を話すことができる!

 

▲巨人を操る「叫び」を発するエレン 出展/TVアニメ「進撃の巨人」公式

 

エレンたち104期生には、エレンとアニの他にも巨人化能力をもつ者が紛れていた。まず正体を現したのがユミルだった。ユミルは同期の仲間・クリスタを助けるために巨人の姿を現した。さらにベルトルトライナーが、それぞれ「超大型巨人」と「鎧の巨人」だった。ベルトルトとライナーは、ユミルとエレンをさらって二人をどこかに連れて行こうとする。

 

兵団に協力的な唯一の巨人化能力をもつ人物・エレンを奪還すべく、調査兵団の団長・エルヴィン以下全員が決死の奪還作戦を敢行する。なんとかエレン奪還は果たせたものの、次々と兵団に襲い来る巨人たち。衰弱しているため巨人化することができないエレンの目の前で、かつて母親を捕食した巨人が今度は恩人ハンネスまでも捕食してしまう。自分の無力さに愕然としたエレンが発した叫びに呼応するように、周りにいた巨人たちが母親とハンネスを捕食した巨人を襲い始める──。どうやらエレンには、巨人を操る能力があるようだが・・・

 

Season3/真実に近づいた調査兵団の敵は、巨人だけではなかった!

▲処刑寸前までいった調査兵団団長・エルヴィンスミス  出展/TVアニメ「進撃の巨人」公式

 

巨人の謎を解き、人類が巨人に勝つ方法を模索している調査兵団の団長・エルヴィンは、反逆罪に問われ処刑されようとしていた。巨人に強い恐怖心をもつ中央憲兵団は、エレンを引き渡すよう再三エルヴィンに要求していたのだが、それに応じないのが原因だった。エルヴィンは、王政に対して疑念をもっていた。王とその周りにいる中央の役人たちは、自分たちの保身ばかりを考え、それ以外の人類を救う気がないのではないか? と。

 

駐屯兵団のピクシス指令、さらに3つの兵団のトップを務めるザックレー総統までも動かしてエルヴィンの画策したクーデターは成功。王とその取り巻きたちは捕えられ、一時的に兵団が実権を握ることに。エルヴィンは一命をとりとめ、エレンの身の安全もようやく守られることになった。

 

▲正当な王位継承者のヒストリア・レイス 出展/TVアニメ「進撃の巨人」公式

 

エレンとヒストリア(クリスタ)を乗せた馬車が襲撃され、二人が連れていかれた先は、地方貴族レイス家のもとだった。ヒストリアの父親ロッド・レイスは、ヒストリアにこれまでのいきさつを話して訊かせる。それは、巨人の真実に迫真するものだった。

 

代々巨人化の力をもち、他の巨人たちを従え人の記憶を操作する力を受け継いできたのがレイス家であり、レイス家こそが本当の王族であること。庶子として生まれたヒストリアが、その力を受け継ぐべき最後の人物であること。巨人を従える「座標」の力をエレンの父親により奪われてしまったこと。さらにヒストリアの腹違いの兄弟たちを巨人化したエレンの父が殺してしまったことヒストリアが巨人化し、エレンを食べることで、もともとレイス家が保有してきた「座標」の力と記憶を改ざんする力の両方を受け継ぐことができること

 

「自分を食べてすべてを終わらせてほしい」と願ったエレンだが、最後の最後にヒストリアはそれに逆らった。巨人化したロッド・レイスを倒し、ヒストリアは壁の中の新女王に就任した

 

まとめ


「進撃の巨人」シーズン3の第2クールが始まるので、これまでの物語をざっとおさらいしてみました! ただただ巨人に蹂躙されるだけだった人類は、じょじょに真実に手をかけています。巨人とは何か? ベルトルトやライナーを含む巨人たちを従えているらしい「獣の巨人」の目的は? そのカギが眠るエレンの実家の地下室には、いったい何があるのか。最初に襲撃を受けたシガンシナ区にあるエレンの実家を目指して、エルヴィン団長の元、調査兵団はシガンシナ奪還作戦に挑みます。

 

続きは「進撃の巨人」シーズン3の第2クール第50話~をご覧ください!

 

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