TVアニメ「蟲師」第25話「眼福眼禍」(がんぷくがんか)。動物でもない植物でもない、生命の原初に近い存在「蟲」。「蟲」を巡る奇譚を集めた「蟲師」の世界の詳細あらすじと感想・考察を。



第25話/変えられない未来が視えるのは、幸か不幸か?

出展/TVアニメ「蟲師」

 

第二十五話

眼福眼禍

ganpukuganka

 

村落や人里離れた一件屋が舞台になることが多い第1期の「蟲師」の中で、今作は珍しく街道筋の賑やかな町から物語は始まる。ギンコといえばいつも山の中を歩き、野宿をしたり雨や雪の日には民家の軒先を借りて仮眠を取るイメージなので、最初はかなり違和感があった。

 

蟲煙草をくわえたギンコが街道の宿場町にやってきた。往来は人でにぎわっている。路上にござを敷いた女が琵琶の弾き語りをしていて、周りを数人の客が取り囲んでいる。女は笠をかぶっているので顔は見えないが、琵琶語りをしているということは、目が不自由なのだろう。

 

▲琵琶語りをする女 出展/TVアニメ「蟲師」

 

琵琶の音に合わせ、女は抑揚をつけて歌うように物語る。

 

琵琶の女「~見れば天井一面に、垂れ下がる黒き髪のごときもの。それが夜な夜な伸びてきて、鼻に入りて眠れぬという~」

 

ここで客たちは、ははは、と笑う。やがて傍らの茶碗にお金を入れ、客たちは散り散りに去っていった。「今の話、どこで聞いた?」と、ギンコは女に話しかける。女の語りが、蟲の話だったからだ。

 

琵琶の女「私の父だよ。他にも話を訊きたいかい? 蟲師さん」

 

ギンコ「何で俺を蟲師だと?」

 

すると女は「さぁ、何となく」と、はぐらかした。ギンコは怪訝な顔で蟲煙草をふかす。

 

琵琶の女「まぁ、そんな顔せず、聞いておゆきよ。ほらもう遅いし、そこらに宿とってさ。旦那ー!」

 

女はギンコの腕をつかみ、宿の主人を呼んだ。「おい、俺はここで宿をとる気はな・・・」と、ギンコが言うのもお構いなしだ。宿の使用人らしき男が背負い箱をつかみ、さっさと宿にもっていってしまった。

 

しかし「そんな顔せず」と、女は言った。つまりこの女、見えているんじゃないか? 最初からどうも怪しい展開だ。

 

眼福を眼に宿した女

▲酒を片手に琵琶の語りを訊くギンコ 出展/TVアニメ「蟲師」

 

そんなわけで、ギンコは街道筋の宿の一室で酒を片手に女の琵琶語りを訊くことになってしまった。こんなまともな宿屋に泊まるところなど初めて観る。女は宿でもずっと目を閉じたままだった。左目の下に黒子(ほくろ)がある。

 

ギンコ「あんたの親父さん、蟲師か? どれも真実味のある話だな」

 

琵琶の女「ああ、そうだった」

 

ギンコ「もう退いたのか」

 

琵琶の女「しんじまったよ。私の眼が役に立たないばっかりに」

 

ギンコ「まったく見えていないのか?」

 

琵琶の女「いいや、よく見えるよ」

 

ギンコ「ん? どういうこった」

 

少し間を置いて、女は噛んで含めるように、こう言った。

 

琵琶の女「”眼福”を眼にしちまったからね」

 

”眼福”は、どうやら”幻の蟲”のようだ。ギンコは驚き、矢継ぎ早に訊ねる。

 

ギンコ「眼福を見たのか。そりゃすごい。幻の蟲だ。どこで見た?」

 

「それじゃあ、次は私の話をしようかね」と、女は琵琶の弦に指をかける。──と、ギンコに奇妙な頼みごとをした。

 

琵琶の女「その代わり、ひとつ頼みを聞いてほしい。この両眼を、山に埋めてきてはくれないか?」

盲目だった少女の眼が見えるように!

▲「おまえの眼は俺が一生かけても視えるようにしてやる」 出展/TVアニメ「蟲師」

 

女の名は周(あまね)。生まれたときから両目が見えず、幼い頃から琵琶を弾く練習をしていた。記憶の中の周はいくつくらいだろう。8歳か10歳くらいだろうか?

 

しばらく家を留守にしていた蟲師の父親が帰ってきた。周は父の旅先の話を訊くのを、何より楽しみにしている。その日の父は、上機嫌だった。

 

「おかえり。お仕事どうだった?」

 

父親「今回はな、すごいものが手に入ったんだ。眼福(がんぷく)という、視れば目が良くなるという蟲がいる。これまで幻の蟲とされてきたモノなんだが、それを視たという男の眼玉がひとつ手に入ってな」

 

「眼玉」と聞き、周は少し怯える。が、父親は明るい口調で説明を続けた。

 

父親「何、死後に取り出したもんだ。その男は眼福を視てからしぬまでの数年、みるみる眼が良くなったって話だ。そしてその目玉は死後も腐らず残っている。眼福を見つける手がかりになるかもしれん」

 

父親は布で包んだ箱を取り出した。綿を敷き詰めた箱の真ん中には、目玉がひとつ入っている。

 

父親「周、おまえの眼は俺が一生かけても視えるようにしてやる。必ずだ。待ってろよ」

 

それから父親は自分の部屋に入り、目玉にナイフで切れ目を入れた。──そのとたん、黒い何かが飛び出し、縁側から外に飛び出していった。

 

「あれが眼福なのかもしれん」と言って、父親は山中を探したが、結局それは見つけられなかった。

 

それからひと月経った頃。

 

周が山で手探りでキノコを採っていると、何か白いものが眼の中に見えた。

 

「何だろう。眼の中に何かある・・・。もしかしてこれが、見えるという事?」

 

周の眼の中の白いものは、じょじょに広がり花のような形になった。周の視界が明るくなり、目の前に黒い奇妙なものが視えた。──それが眼福だった。

 

眼を良くしてくれる幻の蟲「眼福」。周にとって、それは素晴らしい蟲だ。それなのに、ここで鳴らされる効果音の、なんと禍々しく恐ろしげなことか。これでは幸せの始まりではなく、不幸の始まりを告げているようなものだ。

 

「眼が良くなる」とは、こういう事だったのか・・・。

▲家の壁が透け、遠くの景色が視えるようになった 出展/TVアニメ「蟲師」

 

しかし視界が明るくなると、それまでの暗く不安な雰囲気は消し飛んだ。周は顔を上げる。頭上には、柔らかな緑の木の葉が広がっていた。軽やかな小鳥の囀りも聞こえてきた。

 

「物が見えるという事を、私は初めて理解した。それは、それまでうまく想像できない事だった。そしてそれは、想像をはるかに超えた、すばらしい事だった」

 

父親は、周にひとつひとつの名前を教えていった。夕暮れの空の色の名前、鳥の名前、近所に住む友達の名前。

 

しかし周の見え方は異常だった。誰よりも遠くまで見渡すことができ、箱の中まで透けて見えるようになっていった。ついには、壁の向こうの丘、丘の向こうの山脈、そのはるか向こうの海までも、部屋にいながら視えるように・・・。

 

見えすぎるせいで、やがて周は目が回るようになった。瞼を閉じている方が楽なので、次第に目を閉じていることが多くなった。

 

今度は、目を閉じたままの状態で近くにいる人の未来や過去が見えるようになってきた。それが「千里眼」と噂になり、近隣の村からも多くの人が家を訪れるようになった。

 

しかし周の見た未来は決して変えることができなかった。川に落ちてなくなると言えば、必ずそうなった。やがて、盗人や不貞を言い当てるような依頼ばかりになってしまった。気が付けば、友人と呼べる人は、いなくなっていた。

 

今度は、閉じた瞼も家の壁も透けて外が見えるようになってきた。そんな折、父親がまた蟲師の仕事に出掛けた。3日で戻ると言って。

 

「だが、父はそれきり戻ってこなかった。私は来る日も山へ登り、千里眼で父を捜した。そしてついにある日、谷の底に父の姿を見た」

 

周の父は、谷底に転落し絶命していた──。

 

「私は父を弔うために旅に出た。わずかな路銀にでもなれば、と、琵琶で父に聞いた話を弾き語って歩いた。そしてようやく、父の骸にたどり着くと、もう父の戻らない里に帰る気にはならなかった。私はそのまま街道を、琵琶を弾いて歩き暮らすようになった」

 

その後も、どんどん瞼は透けていき、目を閉じているのに視界を遮るものは何もなく、明るいうちは立っているのもままならなくなってきた。

 

父親が言った「男は眼福を視てからしぬまでの数年、みるみる眼が良くなった」とは、こういう事だったのだ。これでは確かにタイトル通り「眼福」というより「眼禍」だ。元々の人の眼ではなく、蟲が介した視力だから、こういう異常事態になったのだ。

 

「光しかない世界も恐ろしい」

▲「もうじき、この眼は私のものじゃなくなるんだ」 出展/TVアニメ「蟲師」

 

人の未来も過去も見通せるようになった周にも、一つだけ見えないものがあった。それが「自分の未来」だ。「自分の未来」も見えるようになったら──それは、かなり面白くない。何をやっても常に知っていること、というのでは、あまりにつまらない。

 

ついに周は、そんな事態に陥った。

 

「それがとうとう、視えるようになっちまった。あんたがここを通る事も、こんな頼み事しなきゃならなくなる事も、全部、視えてた事なんだよ」

 

最初は幻の蟲に興味津々だったギンコも周の苦悩を知り、眼福の処分について考え始めた。

 

「もうじき、この眼は私のものじゃなくなるんだ。私が視た眼福と同じように目玉から抜け出て、土に潜り、新しい目玉が来るのを待つ──。だからまた、私みたいのが出ないように、目玉を山深くに埋めてほしいんだ」

 

ギンコ「それが全部、視えてるってのか?」

 

コクリと周は頷く。

 

ギンコ「解せんな。眼を治してくれと言うならともかく、治療法がないとも言い切れんぞ」

 

「視えたものは変えられないと言っただろう? この眼が視てるのは、手の届かないほど遠くにある”決められた事”なんだよ」

 

「蟲師」とは蟲関係の医者のようなものだ。しかもギンコは研究熱心な人情派。眼福という蟲により困っている者を、そのまま放っておくことはできない。当然、周の視力を保ちながら蟲と共存する方法を模索しようと考える。

 

夜になり、布団から起き上がったギンコは燭台に火を灯し、隣の部屋にいる周に襖ごしに話しかけた。

 

ギンコ「なぁ、あんた。俺にはやっぱりあんたの言う事、鵜呑みにゃできんよ。できる事はさせてもらう」

 

「・・・知人に文を出しても、いい返事はないよ」

 

そう。ギンコはちょうど文机に向かい、手紙を書いているところだった。知人の蟲師に情報をもっていないか訊ねるのだろう。しかし、それすら周には周知のことだったのだ。

 

ギンコ「あんたは、永久に光を失うのが恐ろしくはないのか」

 

「恐ろしいよ。でも、光しかない世界も恐ろしい。何もかも視えちゃいるのに、何も動かせない事と、闇の中でも自由に生きられる事。どっちが恵まれてると思う? 私は、闇の中で光を思い出しながら生きてくのも悪くはないと思うんだ」

 

ギンコは眼福という蟲の習性について考える。その推論によると、周から眼福が離れる分離のときは近い。

 

「先が視えない事が嬉しいんだ」周の再出発

▲ついに眼玉がポロリと落ちた 出展/TVアニメ「蟲師」

 

とある夜半。周はふと目を覚ました──といっても、眼を閉じたままだが。そして、視力の異常に気付く。

 

(あれ、天井の向こうが視えない)

 

眼を閉じていても天井の向こうの景色が視えるはずなのに、今は天井までしか視えない。不思議に思って目を開けて見まわすと、部屋の様子だけが視えていた。普通の人間なら当たり前だが、周にとってこれは異常だ。

 

やがて視界がぐらぐら揺れ出す。周の眼玉が勝手に動いているのだ。

 

うあああああああ!

 

周は叫ぶ。両目を手で覆った指の隙間から二つの眼玉が零れ落ち、床に落ちた。分離したのだ。

 

衝立の向こうからギンコが起きてきて、用意してあった紐を引く。

 

──と、部屋じゅうに敷いてあった網が袋状に立ち上がった。分離の時が近いことを知ったギンコが、眼福を捕える罠を仕掛けておいたのだ。そしてこの時のため、ギンコは周の部屋の衝立の向こうで眠っていたのだ。

 

ギンコは黒くてドロリとした眼福を捕まえ、瓶に閉じ込めた。

 

以前、ギンコは周にこう訊いていた。

 

ギンコ「今、どこまで視えてるんだ?」

 

「この眼玉の、命が終わる瞬間まで。眼玉が私から落ちた後、埋められて土の中にいる。しばらくして土から顔を出すと、獣がこちらへやってくる。獣の眼玉に美しい花が映っている。それがゆっくりと眼玉の中に吸い込まれると、そこですべてが真っ暗になる」

 

周が視えるのはここまでだ。自分の未来ではなく、この眼玉の未来だけが視えていたのだ。

 

▲「それじゃあ、どこかで見たら、声かけとくれよ」 出展/TVアニメ「蟲師」

 

その後、眼玉を失った周はまた旅に出る。別れ際、思いだしたようにこう言った。

 

「ねぇ、文の返事が届いてるはずだよ」

 

ギンコが繭玉を探ってみると「治療法 未だ不明」と書かれた文が確かに届いていた。すべて周の言った通りだった。周は「知人に文を出しても、いい返事はないよ」と、言っていたのだ。ギンコはその文をくしゃりと握りつぶす。

 

「里に戻るのか」とギンコが訊くと、周は「さぁ、どうだろ」と曖昧に答えた。

 

「今はこのまま身ひとつで、やってみたい。先が視えない事が嬉しいんだ。それじゃあ、どこかで見たら、声かけとくれよ。もっと琵琶の腕、上げとくからさ」

 

サッパリとした感じにそう言うと、周は杖を片手に手を振って旅立った。

 

周と別れたギンコは山深くの土の中に2匹の眼福を埋めた。この後、動物がやってきて、その眼に眼福は宿るのだろう。

 

動物は狐のようだ。狐にとって眼福はどうなのだろう? 敵が来るのがあらかじめ分かるなら生き延びるチャンスが増すが・・・果たしてキツネに、自分に視えているものが未来なのだと理解できるかどうか? 「眼福」となるか「眼禍」となるかは不明だ。

 

何となくつまらなく思えたのは、作者の狙いか!?

▲ほぼ宿屋でのギンコと周の会話に終始する 出展/TVアニメ「蟲師」

 

今話は何だか不満に思えた。話がまったく動いていない。ほぼすべてが周とギンコの会話だけ、宿屋の部屋の中だけで成り立っているので、つまらないのだ。周の回想もやたら長い。

 

いつもならギンコが蟲を研究し、あるていどまでその生態を解明して対処法を見つける。その活躍が今回はない。体当たりの秘策もない。ただ、周の言うとおりに事が運び、予定調和に終わるだけだ。

 

内容も「過ぎたるは及ばざるがごとし」を地でいくようなもので目新しさがない。

 

──逆に言うと、この感想こそが作者の狙いだったかもしれない。先の展開が示されている物語。何のハプニングも起きない物語。それがつまらないのと同じで、先が見える周の人生もさぞつまらなかっただろうと、読者(視聴者)は実感する。

 

「今はこのまま身ひとつで、やってみたい。先が視えない事が嬉しいんだ」

 

だからこそ、この決め台詞が説得力をもつ。ここまで考えられているとすれば、脱帽モノだ。

 

誰もが感じる齟齬と疑問

▲眼福を埋めるギンコの目になぜ影響が出ない? 出展/TVアニメ「蟲師」

 

おそらく、誰もが感じるだろう齟齬と疑問がある。まず齟齬の方から。

 

ギンコはなぜ眼福を見ても平気なのだろう?

 

ギンコの眼はトコヤミの影響で緑色になっているから、それが嫌で眼福はギンコに寄生しないのだろうか? もしそうなら、それが分かるよう説明を入れるべき。

 

次に疑問。第2話「瞼の光」で、義眼に「マナコノヤミムシ」という蟲を注入すれば、眼球を失ってもまた眼が見えるようになるはず。それを知っているのに、なぜギンコは周に何も言わないのだろう?

 

もちろん、それは今話と関係のないことで、これまで登場したアレヤコレヤを入れ込めば、作品がどんどん無駄骨だらけになってしまう。とくに「蟲師」は短編集で、短編でそんなことをしていたら作品がまとまらない。

 

しかし、それは作り手側の言い訳だ。読者(視聴者)側が納得できる理由にはならない。

 

──と、厳しいことを素人の分際で書いているが。だからプロは大変だなぁと思う。作品を生み出し世に出してしまえば、もう言い訳も何も通用しない。批評も批判も甘んじて受け入れるしかないわけで。

 

しかし、短編集でこれだけ質の高いものを生み出し続けた原作者・漆原友紀さんには最大限の敬意をもっている。どんな天才でも、常に傑作ばかり創出できるわけがない。この水準を保てるという、それだけで十分、天才だと思う。

 

pic up/ギンコの一番古い記憶

▲「真っ白い偽物じみたその月が沈んでも、また昇ってくるのは月」 出展/TVアニメ「蟲師」

 

第12話「眇目の魚」に描かれているのだが。「ギンコ」は本名ではない。もともと「ヨキ」という名だった。ヨキは母親を亡くし、助けてもらった「ぬい」という女蟲師と池のほとりで暮らし始める。

 

その池には「トコヤミ」という恐ろしい蟲が棲んでいた。その蟲は、人をトコヤミに変えてしまう。その過程で人は髪が白くなり、緑色の眇目(片目)になるのだ。しかもその蟲は、人の記憶まで奪っていく。

 

ヨキはトコヤミに取り込まれそうになり、何とか生還したのだが、それより前の記憶を失っていた。「ギンコ」は、とっさに自分でつけた名だった。

 

我々視聴者は、ギンコのこういう過去を知っているが、ギンコ自身は知らない。今作で、ギンコのもつ一番古い記憶が語られている。

 

ギンコ「俺の一番古い記憶は、十の頃、どこだか知れねぇ真っ暗な所を一人で歩いてるってもんだ。何も見えない。手探りで歩き続けていると、そのうち月が出た。真っ白い偽物じみたその月が沈んでも、また昇ってくるのは月。そんな所を長いこと歩いて、ある時ようやく陽の出る所に出た」

 

これは第12話の最後の方。トコヤミの閉じた世界を彷徨い、ついに抜け出たときの事を語っている。ギンコがあの事件をどう覚えているのか知ることができ、ギンコファンとしては嬉しい描写だ。

 

ギンコ「その陽の光のありがたさは今でもよく覚えている」

 

だからこそ。ギンコは周の眼を治したいと思ったのだ。なるほどギンコならそう思うだろうと、深く納得できる。

 

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