2019年1月~放送のアニメ「約束のネバーランド」。第7話あらすじと見どころを紹介します。あわせて感想もどうぞ! ノーマンたちとクローネが手を結ぶ? 原作未読者の感想です。【注意】完全ネタバレです!



第7話/ノーマンとクローネが握手。その心は?



EPISODE.07 「011145」

 

前回の第6話のラストでは、ノーマン、エマ、ドン、ギルダの4人が森を歩いているところに突然現れたシスター・クローネが、例のミュージカル風の口調で「全部見てしまったのよ~♪」とクネクネ踊り、4人に「手を組まない?」と誘ってきました。

 

レイはママ制御のため、イザベラの部屋に行っているので不在です。

 

クローネは昨晩のドンとギルダvsノーマン、エマ、レイのいざこざを見ていたのですね。脱出計画を進める5人を特定したクローネは、自分がママになるため、イザベラを追い落とすために、この5人と手を組み利用することにしたようです。

 

この子たち、いつも声を潜めることなくバンバン話していて、危ないなぁ~と思っていたんですが、案の定! だーから言わんこっちゃない!

 

クローネが仲間に? クローネから貴重な情報を引き出せ!

 

クローネは自分を信用させるため、子どもたちが知らないだろう情報を話し始めます

 

クローネ「ここの管理システムをご存知? ある条件を満たして、12歳まで生き残った女子には、出荷時二つの道が示される。このまま死ぬか、ママを目指すか

ドン「条件って?」

クローネ「一定以上の成績とママの推薦。それらさえ手に入れれば、脱走しなくても生きのびることはできるのよ。女子はね」

 

ふむふむ、なるほど。と、いうことは。クローネはもともとハウスの出身ということですね。その証拠に首筋に識別ナンバーの刻印があります。それでいつも襟の高い服を着て、識別ナンバーを隠していたのですね。そしてフルスコアを取り続けていたかどうか分からないけれど、それに近いくらい優秀な子どもだったということですね。

 

・・・ってことは、イザベラもそうだということ。イザベラもハウスの出身者で、とても優秀な成績を取っていた。高い襟に隠れて見えないけれど、首に識別ナンバーの刻印があるのでしょうね!

 

5人の子どもたちの中でママを目指すことができるのはエマとギルダ。条件は「一定以上の成績」と「ママの推薦」。おそらくこのままいけば二人とも成績面では大丈夫でしょう。そう思わせておいて、クローネはママの厳しい現実を教えます。

 

クローネ「でも、やめた方がいい。二度と敷地の外へ出られない体になる

 

そう言ってクローネが見せたのが、自分の胸に残る大きな手術痕

 

クローネ「チップが入ってる。大人はね、一歩でも農園の外へ出たらこれに電気を流されて、心臓を止められちゃうの。そしてこれは同時に、何か別の要因で心臓が止まると、上に通報する送信機でもある

ノーマン「やはり大人は殺せないってことか」

クローネ「わたしは農園の中でしか生きられない。だからその中で一番いい暮らしがしたいのよ。ママとして偽りでも人間の暮らしを。そのためにはイザベラが邪魔なのよ。あなたたちが逃げれば、ヤツが罪に問われるわ。わたしは邪魔しない。逃げなさい、それがわたしの利益になる

ギルダ「出荷しないの?」

クローネ「しないわ。協力しましょう」

 

「出荷しない」と聞いて嬉しそうに目を輝かせるドンとギルダ。でも、ノーマンとエマは疑いの眼差しです。しばし考えた後、ノーマンは差し出したクローネの手を握ろうとしますが、そこでエマが「待った」をかけます。

 

エマ「待って。ひとつだけシスターに確認させて。あなたがわたしたちを裏切らない保証は?」

クローネ「信用してくれないのねぇ」

エマ「いいから!」

クローネ「レイよ。レイがこのことをママにチクれば、わたしを潰せる。でもレイが二重スパイだってこと、をわたしがチクれば、わたしはレイを潰せるわ。だから、お互い裏切らないし、裏切れない。これでいいでしょう?」

 

ふむふむ。確かにレイがお互いの足かせになりそうですね。でも、なんとなくなんですが。ママは既にクローネの目論見も知っているし、レイが二重スパイだってことも分かっていそうな気がするんですけど・・・

 

夕方、ノーマンたちはレイにクローネの件を話します。ノーマンがどう考えてクローネの手を握ったか。彼の洞察がここでよく分かります。

 

●「出荷しない」はウソで、クローネには「出荷の権限がない」が真実だろう。

●クローネが「脱走に協力したい」と言うのはウソで、本当は仲間のふりをして「脱走の確実な物証が欲しい」が真実だろう。言い換えれば、「確実な物証」がなければ、上に信用してもらえないような弱い立場なのだろう。

物証として危ないのは「発信機を壊す装置」

●シスターを上手く使えば何か情報を入手できるかも知れないし、余計な邪魔をされずにすむ。

 

どうやらノーマンは、まったくシスター・クローネを信用していませんね。ただの情報源。そして、余計な邪魔をされずにすむなら、それは大きなメリットですね。特別に口を挟まないことから、レイもノーマンの判断に賛成のようです。

 


その夜、ノーマンとエマはシスター・クローネの部屋を尋ねます。クローネは、自分の知っていることを何でも話してくれるというのです。

 

エマ「あれ見せて。発信機の信号を確認するモニター」

クローネ「えぇ、どうぞ。どう? シンプルでしょ。現在地だけで個人の特定はできないの。発信機があることは知ってたのね」

ノーマン「えぇ、ママに見せられて。でも、その場所と壊し方が分からない」

エマ「シスターは知ってる?」

クローネ「えぇ。場所は耳よ。左耳、このあたり。壊し方は知らないわ。でも壊すと通知される。そこ(モニター)にも、本部にも。取り出すしかないわ。もしくは切り落とすか」

 

貴重な情報収集の機会ですが、エマもノーマンも知っていることを訊いています。どうやらクローネが本当のことを話すか、信用できる相手か、試しているのですね。

 

エマ「シスター今いくつ? 生まれたときから家畜なの?」

クローネ「26歳よ。生まれも育ちもこのハウス。ここ、第3プラントじゃないけどね。ちなみにイザベラは31歳。そう記録で見たわ」

エマ「外は? 見たことあるんでしょ」

クローネ「ないわ。でも外に人間はいる。あなたたちの食料は、上とわたしたちで作っている。でも服や道具は外から運んでくる人間がいるのよ。一度だけ本部で見たわ。その人間たちはヤツらと対等だった。食われてない人間も外には、いる。そこに紛れなさい

 

ハウスの外の情報は貴重ですね! 外には鬼と対等に暮らしている人間がいる! 大きな情報です。クローネの言うとおり、そこに紛れることができたら・・・なんとか外で生きていけるかもしれません!

 

ノーマン「周辺のセキュリティは?」

クローネ「たいしたことないわ。発信機に頼ってろくな人数配置してないし。巡回すらしていないはずよ」

 

ここまで訊いて「ありがとうございました」と、ノーマンとエマは部屋を出ます。

 

この会話の間、ちょくちょく大写しになるクローネの赤ちゃん人形。ただの演出なのか、意味があるのか、ちょっと謎です。もしかして盗聴器が仕掛けられている? と疑ったのですが、考えすぎかなぁ?

 

「さて、そろそろころあいかしら?」

レイ出荷前の最後の報酬はインスタントカメラでした。ママの部屋でそれを嬉しそうにいじくるレイ。「例の件は昼飯の後でいい?」と言って部屋に引き上げるレイを笑顔で見送るイザベラ。「例の件」とレイは言っていますが、ここで重要なのは「昼飯の後」。この時間、レイはイザベラを忙しくさせて、発信機のモニターを見させない作戦でいます。

 

イザベラ「さて、そろそろころあいかしら?」

 

アップになったイザベラの顔が怖いです! これまでずっと知らんふりを通してきたママの反撃開始といったところでしょうか! 野心が先走って暴走しがちなクローネに対して、イザベラは冷静な策士の雰囲気ですよね。優しい笑顔を振りまいて、その裏で何を考えているのか、読めない感じです。

 

きっとイザベラはクローネよりずっと手ごわい相手です!

 

コニーが出荷された後に、コニーの描いた絵を壁からはがして胸に抱きしめていたり、出荷された子どもたちのおもちゃを隠し部屋に飾っていたり。子どもたちに心を残している雰囲気もあるのですが──。

 

発信機を壊す装置のパーツが揃った!

 

レイがカメラを欲しがったのには理由がありました。発信機を壊すための装置のパーツとしてカメラが必要だったのです。「もういつでも発信機を壊すことができる」と、レイはノーマンに受け合います。それを訊いたノーマンは心配を口にします。

 

ノーマン「これはまさに、諸刃の剣だね。ボクらが発信機を壊して脱走するのが先か、それともシスターがこの物証をつかんでボクらを突き出すのが先か

レイ「大丈夫、手は打ってある」

 

さすがレイ! 先を読んであるというわけですね。

 

子どもたちが昼食の用意をしている間「今がチャンス!」とばかりにクローネはレイのベッドを探します。サイドデスクの引き出しの中、布団やシーツをはがしてその中もがさがさやっているところに、フィルが通りかかります。

 

フィル「なにしてるのぉ?」

クローネ「ちょっと床のお掃除」

フィル「ふーん」

 

フィルをやり過ごしたクローネはベッドをずらし、ヘッドボードの裏にある壁にあいた棚に二つ折りにした紙を見つけます。ここ、前回の第6回でノーマンが探っていた場所ですね。紙を読んだクローネは、ベッドを元に戻すことも忘れて自分の部屋に駆け戻ります。

 

クローネ「あった。本当だ、これは本当に事実なんだ。あっはは! 思いがけずゲットしちゃった。イザベラの二つ目の弱み。さぁ、どう料理する? このメモを見せてグランマあたりに直訴できれば、イザベラを落としてママの座をゲットできるかしら? ガキどもも無条件で出荷できるわね。・・・でもなぜ、レイはなぜこれを知っているの? イザベラでさえ本来、知らないことなはずなのに

 

んん? 紙には何が書いてあるのかな? イザベラも知らないことをレイが知っている・・・。ちょっと分かりませんが、とりあえずママの座をゲットすれば、無条件で5人を出荷するつもりなんですねクローネ。やっぱりそういうヤツだよクローネ! って感じです。

 

あいびー

今回のクリフハンガーは、手紙です。クローネの部屋のドアをノックしたイザベラが持ってきたのが、手紙でした。そういえば外から送ってきた荷物に、レイのカメラと一緒に手紙が一通ありました。「本部からよ。開けてごらんなさい」と言われて開封した手紙を見たクローネは顔色を変えます。「残念だけどそういうことね、さようなら」あらら、イザベラの反撃第1弾は、クローネの排除だったんですね!

第7話で分かったこと

1、クローネもイザベラも、プラント出身のかつて優秀な子どもだった。

2、12歳まで出荷されなかった女子は、ママ候補として生き延びることができる。

3、ママやシスターを殺せば、体内に埋められたチップから通報される。

4、ママとシスターはプラントから出られない。

5、ここは第3プラント。

6、クローネは26歳、イザベラは31歳。

7、外には鬼と対等な人間がいる。

8、プラント周辺のセキュリティは甘く、おそらく巡回もしていない。

9、クローネは脱出の物的証拠として、発信機を壊す装置を探している。

10、発信機を安全に壊す装置のパーツが揃った

 

第7話で謎なこと

1、クローネがいつも持っている赤ちゃんのぬいぐるみには、何か意味がある?

➡意味ありげに大写しになったりするのが、ちょっと引っかかる。

 

2、重要な場面でちょくちょく現れるフィルはただの子ども? それとも?

➡まだ幼いフィルだけど、テストのスコアは高いし、ここぞってときに現れるので、今後、注目していきたい子ども。➡第12話で解明

 

3、イザベラはただの悪い人?

➡もちろん、子どもたちを監視している鬼の手先ですが、出荷された子どもたちの絵やおもちゃを大切に取ってあるところに、イザベラの良心が垣間見える気がする・・・。➡第12話で解明

 

4、クローネがレイのベッドで見つけた紙に書いてあったのは何?

本来イザベラすら知らないはずの、イザベラの弱みとは???➡第11話の考察が大当たり

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